「設備担保信用補完制度」の契約締結について
今般、当金庫は、信金中央金庫(東京都中央区、理事長 中平幸典)と「設備担保信用補完制度(しんきんME(ミー)サポート)」の契約を締結いたしましたのでお知らせします。
本制度は、企業の所有する機械設備を担保とする新しい保証制度であり、不動産担保や人的保証に過度に依存せず企業の設備投資に対する融資に応えることができるもので、今後特に中小企業の設備資金等に対する融資対応に有効であると考えております。
なお、本制度の締結は、長野県内の信用金庫では初の提携となります。
1.制度の概要
お取引様が事業に供している設備を担保として活用し、信用金庫の与信取引に対して信金中央金庫・提携リース会社が信用補完を行うものです。
<スキーム図>
- お取引先の所有する機械設備の評価を、信金中金を通して複数のリース会社に対して入札を行う。
落札したリース会社と信金中金が、評価額を限度として信用金庫の融資の連帯保証を行う。 - お取引先はリース会社に対し、機械設備を譲渡担保提供し、動産譲渡登記を行う。
2.制度締結日
平成19年3月1日(木)
3.制度の条件
対象者 | 当金庫の営業区域内に事業所を有する法人の方 |
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担保対象物件 | 取引先が自己所有する機械設備(工作機械、射出成型機、印刷機械、建設機械、重機全般、バス、トラック等)
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保証対象 | 限定根保証(既存取引、新規取引ともに保証対象) |
保証金額 | リース会社が査定した対象物件の価格を上限とし、1年毎に減額となります。ただし、保証残高は5千万円を上限とします。 |
保証期間 | 原則5年の範囲内でリース会社の査定による取扱可能期間を上限とし、当金庫あるいはお取引先様が希望する期間での設定が可能ですが、延長はできません。 |
保証料 | 一律ではなく、リース会社および信金中央金庫の審査により、案件毎に保証料率を算出させていただきます。 |
4.その他
本制度では、複数のリース会社の入札制度を導入することで、最も良い条件での取組みが可能となります。