〈2022年入庫〉
得意先課
得意先課として、個人のお客さまを中心に、集金、預金や保険・投資資産などのセールス活動、お金に対する様々なお悩みに対応しています。現在の支店は長野駅から徒歩5分の場所にあるため、他のエリアより法人や個人事業主のお客さまが多く、2年目ながら法人のお客さまのご融資の相談を受けることもあります。身につけなければならない知識も多く忙しいですが、初任でこの支店に配属されたことは今後の金庫人生のプラスになると感じています。
大学時代に地元を離れて過ごしたこともあり「働くなら生まれ育った北信地区で」と以前から決めていました。業種は絞らず、幅広い分野の合同企業説明会やウェブ企業説明会へ参加しましたが、重視したのは「自分の強みと会社の強みがマッチするかどうか」「目標を持って仕事に取り組むことができるかどうか」ということ。最終的に、社会や地域に貢献できる仕事であること、遠方への転勤がないことも決め手になり、ほぼ一本に絞る形で入庫を志望しました。
お客さまのニーズが多様化する中で「お客さまにとってのベストは何か」と懸命に考えて提案した結果「平井さんに相談してよかった」と言っていただけた時は気持ちが通じた気がしてうれしかったです。大切にしているのは、難しい案件にぶつかった際も最後まで逃げないこと。わからないことはわかるまで先輩に聞き、解決できるまで粘り強く取り組みます。そうした経験の一つひとつが自分の力になっていると感じます。
「お客さまとの距離の近さ」が地域密着である当金庫の良さだと思います。お金の相談はなかなかしづらいものですが、常に私たちが身近にいて気軽に相談できます。初めて訪れた際に「しんきんさん」と親しく声をかけていただけるのも、諸先輩方が築いてきた信頼関係があるからこそ。絶やすことなく信頼関係をさらに厚くしていくことが私たちの使命です。また金融マンは堅いと思っていましたが、入庫後にそのイメージは一掃されました。もちろん仕事には厳しい眼を持っていますが、オンとオフを切り替えながら働く先輩たちの姿はかっこいいです。
入庫から1年が経ち、求められることも増えてきました。交渉の場面で上司に同席してもらった際、すごいなと思うのはお客さまからの変化球にも対応できる柔軟な対応力。一つひとつ正確に知識を習得し、先輩や上司のように信頼される職員を目指したいです。