酒井 康裕

〈2009年入庫〉

得意先課 課長

  • お客さまへの共感力
  • プランニング力
  • 育成・指導力

目の前の仕事に全力を尽くすことが


地域の発展につながると信じて

現在の仕事は

得意先課の融資グループに在籍し、担当先や窓口に来店されたお客さまからの融資相談や融資実行に向けた稟議書の作成、渉外担当者からの融資に対する相談、稟議書の検証、債権管理、回収、査定業務などを行っています。また役席者として部下の育成や上席との情報共有など、支店のパイプ役も担っています。課長に就任する以前は、得意先課で10年以上渉外活動をしてきました。課長になってまだ日は浅いですが、知識の幅が広がり、自身が成長できる場であると感じています。

長野信用金庫を
選んだ理由

神奈川県の大学へ進学して一度は地元を離れたものの、環境の良さや暮らしやすさなど改めて感じられる魅力も多く、地元での就職を考えるようになりました。

生まれ育った地域のために働き発展に貢献したいという私の思いと、長野信用金庫の方針が合致したことが、当金庫を選んだ最大の理由です。また、独身時代はそこまでリアルに考えていませんでしたが、結婚し子供を育ててみて改めて、転居を伴う転勤がなくライフプランを立てやすい当金庫を選んで良かったと感じています。 

仕事のやりがい

時代の変化に伴い、お客さまから求められることも多様化しています。お客さまにとって一番良い方法を考えて提案し、ご支援できた時にいただける「ありがとう」という言葉は何年経っても特別なものです。その時のお客さまと何年ぶりかに町で再会することも多く「あの時はありがとう」「本当に助かったよ」とお声がけいただけることも。中でもうれしかったのは、会社の立ち上げに携わったお客さまから「あの時、相談にのってもらえたから今がある。酒井くんのことは我が社の一員だと思っているよ」と言っていただけたこと。お客さまと信頼関係が築けたことを実感できたとき、大きな喜びとやりがいを感じます。

魅力

「地域の発展に貢献する」と言葉で言うのは簡単ですが、まだ経験が浅かった頃は「自分がしている仕事に意味があるのか」「本当に地域貢献につながるのか」と悩み、壁にぶつかってしまった時期もありました。しかしその頃、あるお客さまから「毎月来てくれて、話を聞いてくれて本当に楽しいよ。ありがとう。だから私は酒井くんに預けるよ」と大口のお取引をいただいたのです。その時「『信頼』は大切な財産。経験の浅い私でもお客さまの心を動かすことができたら、その積み重ねが地域貢献につながるのでは」とハッとし、目の前の仕事に力を尽くそうと気持ちを切り替えることができました。お客さまと共に未来を創り上げられるこの仕事に誇りを感じています。

今後の目標

金融業界を取り巻く環境は刻一刻と変化しています。金融機関といえば預貯金や融資がメインだった時代から、現在では仕入れ先の紹介や事業者同士のマッチング、専門家の紹介、事業承継やM&Aの相談など、当金庫のネットワークを活かして街と企業、地域の人をつなぐ役割も担っています。事業支援や預かり資産などを通じてお客さまに対する付加価値の提供が求められる中、これまで以上に知識と経験を重ね、自分自身の仕事の幅を広げていきたいです。また、経験の中で得たノウハウを後輩にも伝え、皆が達成感を味わいながら働けるようバックアップしていこうと考えています。

就職活動中の方への
メッセージ

就職はゴールではなく、これから続く長い社会人生活のスタートです。企業研究を念入りに行い、自分に合った企業を選ぶことが大切ですよ。また、私の妻は産休を2回取得し、現在も当金庫の職員として働いています。産休育休制度が充実しており、周囲の理解もあるため復職もスムーズでした。ライフステージが変わっても、好きな仕事で安心して輝き続けられるかどうかにもぜひ着目してみてください。