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2023.07 地域遺産「旧・日本海軍地下壕」周辺の清掃活動と講演会のサポート

安茂里小市地籍に旧・日本海軍が本土決戦に備えて掘削したと伝わる地下壕があり、地域の有志で組織された「昭和の安茂里を語り継ぐ会」が、地下壕の史実調査と保存を行っています。
また、この地下壕には、松ヶ丘小学校や裾花中学校の生徒さんが地域遺産を学ぶ学校行事の一環で訪れます。
今般、伊勢宮支店信用会において地下壕についての講演会を開催する運びとなったこともあり、講演会に先立って地下壕周辺の除草や清掃を行いました。

地下壕の近くには資料館があり、当時の地下壕建設に使われた資材等が展示されています。資料館の見学を希望される場合は、「昭和の安茂里を語り継ぐ会」の方々が解説を行ってくれます。

講演会当日は資料館の見学会も行われ、「昭和の安茂里を語り継ぐ会」の方から展示物や当時の状況について詳しい説明をいただきました。
旧・海軍から精鋭部隊が当地に派遣され、軍人のみで地下壕建設が行われたそうです。

講演会では、「昭和の安茂里を語り継ぐ会」事務局長の土屋光男様から講義をいただきました。
土屋様は元・長野俊英高校の教諭で、教え子とともに松代の地下壕調査に取り組まれた経歴をお持ちです。安茂里の地下壕についても、調査を基に見解を述べられました。

講演会には信用会会員だけでなく、地域の方を含め22名が参加されました。
茂木信用会会長からは、「地域活性化のため、まずはここにあるものを知ることが大切」とのお話をいただきました。
地域の方とともに、職員も地域遺産について知る機会となりました。

地域貢献活動「ありがとう100」
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